524:すけこ☆マギカ[sage saga]
2011/06/11(土) 21:00:40.28 ID:u4cCzlAjo
エリィ「瓜子!」
*『ギョッヘ!?』
何匹かの使い魔が、磁石に引き寄せられるように人形の胴にくっつき、身動きを封じられた。
不可視の操り糸で拘束したのだろう。それによってエリィの腕にかかる重みが増した事を、仁美は察する。
*『キャハッ、ブッブー────!!』
仁美「こ、このっ。『縊死』!」
本来は腕もしくは脚で相手の頸を締める技だが、不安定な姿勢でのそれは勢いあまって、使い魔の首をねじ切る。
(この使い魔は幼児の姿形をしていて、小さく脆かったのだ)
絵の具のような体液が飛び散った。
*『ギョギャッヒイィィィィィ!!!!』
恐慌を来した使い魔の群れは、一挙に離れた。
だが逃げ出したのではない……相手が動けぬと見て、安全な距離から復讐しようというのだ。
ゴムボールが、いっせいに投げつけられる。
仁美「(しまった……!)」
杏子「大したラクガキ王国じゃねェか」
ジャキッ …ザシュッッ
*『ギャギャギャギャギャフン…!』
仁美「杏子さん! ……その顔……」
杏子(顔面ラクガキ王国)「ほっとけ! コイツらの仕業だよチクショウ!」
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