過去ログ - さやか「きょうこ、きょーこ」
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672:すけこ☆マギカ[sage saga]
2011/06/23(木) 21:42:17.46 ID:rcOYzA6so
QB「……杏子。キミは、ボクが嘘をついているとしたら、どう思う?」

杏子「あ?」

QB「この宇宙の寿命のために、ソウルジェムになってほしいと、ボクはキミ達と契約した。
   でも、それが嘘だったとしたら?」

杏子「いや、アンタは魔法少女になれって、……結果的には同じか……。んで?
    それが、ってのは、宇宙のためってのが嘘だったら、と?」

QB「本当は宇宙を破壊せんとする、『魔王』キュゥべえだったのだ、と」

杏子「そりゃマミが泣くな。最後の一線だったのに」

QB「最後の一線」

杏子「アタシもそりゃ嫌だね。魔法少女になっても、誰にも褒められねーわ、独りになるわ。
    その上、ヘタこいたら魔女になるとまで言われてんのに。宇宙のためにもならねーとか。
    でも、オマエがそうだっつーんなら、そうなんだろーなァって、納得はするわな」

QB「避けようのない滅びも、嘆きも、受け入れるのかい?」

杏子「いいや、受け入れない」

QB「?」

杏子「誰の役にも立たない、災厄の運命? アタシは認めない。最後の最後まで抗う」

QB「…………」

杏子「むなしくともみっともなくとも、抵抗してやんよ。そして言ってやる。
    オマエがそうだっつーんなら、そうなんだろーな。オマエん中ではな。っつってな!
    避けようのないなんて言わせない。滅びも嘆きもクソクラエだ」

QB「なるほど」

杏子「べつに隣人愛だのは説かねーけどな。せめて、誰かのためとか、この星のためとか、なりたいよ。
    でなきゃ救われないじゃないか。何のために人間はカーチャンの腹から生まれてくるんだ」


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