過去ログ - さやか「きょうこ、きょーこ」
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691:すけこ☆マギカ[sage saga]
2011/06/24(金) 21:47:38.84 ID:q8Dh3g/5o
恭子「明らかに増えているね。──魔女だったエリィさんも、惹かれ、引きずられるように見滝原へやってきた。
    もともとこの街は多いって話だったけど、おそらくそれは、近隣の身軽な魔女達が、一足先に集まっていたんだろうね。
    で、今、遠方の魔女も、鈍重な者も、ようやくやってきた」

杏子「先発組が落としてった使い魔の成長も加えて、第二波はデカイ」

恭子「巣がひしめき合い……気配が特定しにくくなった。生まれたての赤ん坊みたいな使い魔まで、外をうろついてる。
    災厄の新芽。まだ牙を持たない個体だとしても、そこに居るだけで、結界の淵を拡げるから厄介だ。
    契約したばかりの魔法少女も、瘴気に呑まれ、魔女と化した」

杏子「……ああ」

恭子「僕が、もっと早く戻って来ていれば、……学校も、潰されずに済んだのかな」

杏子「わかんねーよ。同じ学校、同じクラスのヤツだからって、止められたかどうかなんて。
    でもオマエは人を助けたじゃないか。さやかは五体満足。その場にいた奴らも助かってる。
    あの爆発だぞ? 本来、助からなかったはずの人間だ。それを、オマエが助けたんだ」

恭子「本来、ね」

 助からなかったはずの人間
 崩壊しなかったはずの建物

 を

 助けたんだ
 潰したんだ

杏子「あん時ゃ、肝が冷えたけどな。さやかがぶっ倒れてて、さらにオマエまで転がってて。
    魔女を見つけた時、ぶっちゃけ足がすくんだ。どんだけ強いのか……でもあっさり倒せて、二度ビックリ」

恭子「僕は負けてないもん。それにきっと僕が先に与えたダメージのおかげで魔女倒せたんだよホントだよ」

杏子「ハイハイ、嘘乙。犬神家みたいに刺さってたくせに」


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