過去ログ - さやか「きょうこ、きょーこ」
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701:すけこ☆マギカ[sage saga]
2011/06/25(土) 21:26:32.93 ID:8kvLbfklo
QB「美樹さやか。キミは、あまりに彼を知らない。知ろうとしない。まるで、そうプログラミングされているかのように。
   従順なフリをして害を振りまくよう仕込んだのは、誰かな? 父親? 上条恭子? ……自分自身?」

さやか「……ちがうもん……あたしは……」

QB「キミは、自分と一緒に住んでいる上条という性の少女について、これっぽっちも知らない。
   キミの言う恭介は、何を好む? 何を嫌う? 趣味は? 夢は? 好きな女の子のタイプは?」

さやか「…………」

QB「身長176センチ、体重57kg。好きなものは、色は赤紫と白。食べ物ならピスターシュのジェラート。ただし、冷たい物自体は普段あまり食べないようにしている。
   動物は何でも好きだが、一番はモルモット。カラダが不自由になって真っ先に残念に思ったのが、演奏よりも、モルモットを抱っこできない事だったくらい。次点ウズラ。
   嫌いなものは、魚介類も含む、生の肉。あと熟したメロン。朝はフルーツを食べる主義。納豆にはショウガ派。味噌汁の具には根菜とキノコ類。乾煎りエリンギを常備。
   化学調味料に対して敏感。口には出さないが嫌煙家。疲れが喉に出るタイプ。ロキソプロフェンに対し、嘔吐症状、じんましんが発生して以来、鎮痛剤は絶対拒否。
   幼少時フルートを習っていたのだが、練習後の吹き口を父親が舐めまわしていたので、なんか嫌になって弦楽器に転向。そんなわけで、趣味はヴァイオリンとスケッチ。
   美術家の母・上条ヴェラが象徴主義と言い張るシュールレアリズムに傾倒しているので、写生以上の絵画、あらゆる美術品の制作には手を出さないようにしている。
   友人とラーメンを食べるというシチュエーションを夢見ていたけど、後で吐くだろうと断念。こっそり一人で牛丼大盛りに挑戦してみた事もあるが、やっぱりダメだった。
   同様の夢に、格闘技、ボディビルディングがある。ヴァイオリンとの両立は無謀そうなので断念。スポーツ選手、強く逞しい人間には、男女問わず憧れる傾向がある。
   髪の長い女性に、最も性的魅力を感じる。次点、仕草の優雅な人。その一方で入院中、リハビリ士の顎鋼鉄雄(35独身♂)に奇妙な胸のうずきを……」

さやか「っ…………」

QB「…………」

さやか「…………」

QB「やはり耳を塞ぐんだね。知る事すら拒否する。まったく、ボクのほうがよほど上条恭介を理解し、知的生命体として扱っているよ。
   恭介はボクの嫁になるのだーっ、なんて。ほらほら、怒らないのかい?」

さやか「…………」

QB「だが、その恐れも仕方がない。そうなのさ。キミはそうなんだ。そうだった、そうだった。
   なにせ、キミは親から虐待を受けた被害者なんだものね」

さやか「」 ピクッ

QB「それでは、こうも歪んでいるのも仕方がないね?」

さやか「ちがう」


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