733:すけこ☆マギカ[sage saga]
2011/06/27(月) 22:06:55.31 ID:hJAeaahEo
ほむら「…………」
恭子「……ぐすっ」 ポロッ
ほむら「っ? え、な、なぜ泣くの!? あなたが!」
恭子「僕は、魔法少女。いずれ災厄と化す宿命だ。けど、そうでなければ、今も病室で芋虫紛いのままだった。
どっちにしても絶望だ。これじゃ、誰かに好意を伝えるなんて、おこがましいじゃないか!」
ほむら「…………」
恭子「こんなだから……何も言えないじゃない。言えないよ……そばに、いてほしいって、何で言えるのよ……!」
ほむら「……。何のセリフ? あなた、今のは芝居がかりすぎ」
恭子「僕もそう思った」
ほむら「あなた、ふざけてるわ。まったく本当に、私の知っている上条恭介とは別物」
恭子「ネジでも一本、頭から取れたかな?」
ほむら「でなきゃ歯車が外れたのね。
……はあ。正直、嫌になるの。時間を繰り返す度、私の知らない何かが襲いかかってくる。
キュゥべえの隠していた事実。予想もしなかった闖入者……」
恭子「想定外の出来事くらいで動揺して。ごらんよ、外の風景を」
ほむら「…………」
恭子「綺麗だよね……。かがっやいてるよね。この湖のように、君の心もピュアだったじゃねーかよ!
なんだよ……欲ばかり。嫉妬、悪口……自分のことばっか」
ほむら「……。何のセリフ?」
恭子「まんすーまんすー」
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