747:すけこ☆マギカ[sage saga]
2011/06/28(火) 22:00:13.71 ID:R4iq2nTuo
上条母「あなたもあの娘も健在で安心よ。現実の安っぽさに心がクラクラするわ。爆発すればいいのに」
恭子「爆発なら、したよ。学校がね。母さんは相変わらず矛盾してるね」
上条母「息子に女が纏わりつき始めたら、母親は、安心で不安になるものなのよ。
それに矛盾とは言うけどねぇ、ぶつけなんてしなければ、矛と盾は共存できる」
恭子「ぶつけなければ、何が最良か、わからないじゃないか」
上条母「最もどうこうなんて、そんなもっともらしい言葉を私は否定するわ。
世界はありのままで美しいのよ、恭介。少なくとも私はそう思うわね」
恭介「でも、僕はこの世界を知らない」
上条母「そうだったわね」
恭介「こんなに好きなのに、僕はまだ何もこの目で見た事がない。この手で触れた事がない。
何も知らない。……あなたさえ」
上条母「世界の正確な姿なんて、誰だって見も聞けもしないわ。でも、これが私よ。
さぁ、おっぱいに触るがいい」
恭介「何もかも、僕は僕というフィルタ越しだ」
上条母「触れよ。……それても私はあなたを全肯定するわ」
恭介「肯定になんか、何の意味もない」
上条母「否定しろと言うなら、あなたを全否定しましょう。あなたを全肯定するために」
恭介「子供を叱らない親は駄目な親だ」
上条母「子供の糞便まで愛するのが良い親、というものでもないわ」
恭介「僕もうあんな大きな暗の中だってこわくない。きっとみんなのほんとうの……。
でも、僕には一緒に進んで行ってくれる人がいないんだ」
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