過去ログ - さやか「きょうこ、きょーこ」
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94:VIPにかわりましてBENPERがお送りします[sage saga]
2011/05/14(土) 21:27:39.68 ID:1qT6H13Fo
仁美「どちらですか……」

−−−「私から見ればとうてい友達とは言えない……浅ましい執心。でもいいわ。
     古びた玩具を大切したっていいのよ。自分だけのものにしておきたいわよね」

仁美「どちらなのですか……」

−−−「上条恭子との仲に割り込まれたくないでしょう。美樹さやかの事が憎いでしょう?」

仁美「アナタは『どちら』なのですか」

ほむら「?!」

 ギュイッ

仁美「お待ちくださいっ、姿をお見せください!」

ほむら「(危なかった。志筑仁美の習い事には、古武術も含まれていたのだった。
     健康のためと聞いていたけど、……格闘技は伊達じゃない)」

仁美「どちら……左右どちらにしろ……わたくしの敵でしょう? ならば」

ほむら「(それでも、私の時間停止の前では所詮生身の人間よ……)待ちなさい。
     言う事を(……当たらなければどうということ……)聞きなさい、志筑仁美。
     …………ガッ!?」

 ガッ  ガキンッ
   ゴッ      ガツッ

ほむら「(い、いひゃい。痛い……。蹴った小石が、弾丸のよう……しかも私の位置を?!
      なんなの、この娘! この威力! 身体能力は!)」

仁美「見えぬあなた様に、お願いします……わたくしの敵ならば、お願い致します……。
    どうか潰してくださいまし。わたくしという毒虫を潰してくださいまし!」


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