過去ログ - とあるミサカの行動記録 〜 スネイクダイアリー 〜
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444:>>1  ◆BL5FTg5CiA[saga sage]
2011/05/23(月) 05:48:44.72 ID:I8klDJW20


 「よし!」


 載せた。頑張った。 そしていよいよポーズを決める


 「あ・・愛穂だにゃん♪」ニャンッ♪////////


 やった!頑張った!!自分はよくやった!!ここまでのこと0.01秒で褒めながらポーズを
解こうとした、その時


 「よくできたにゃん 愛穂 ふふふふ」


 カシャッという乾いたシャッター音、
そしてフラッシュまではいかずとも確実に明かりを提供する白LED。
そして良く知る同居人の声。 そう、猫耳の先達、芳川桔梗その人が現れたのだ。


 「な・・・なんで桔梗がここにいるじゃん?」


 思わぬ事態にポーズを解くこともできず、ただ顔を蒼くし頬をひく付かせながら愛穂は尋ねる。

 
 「夜中に物音がして起きて来たら洗面台に電気が。確認したら貴方が居ただけよ」

 「なにをやってるかと思えば・・・”だからいったじゃん”ねぇ? もう寝なさい?」


 そういうとカメラを持った手をヒラヒラさせて微笑みながら自宅アンチスキルは去っていた。

 蒼くなった顔のまま彼女は猫耳を下ろし、鏡の前に居直る。 そしてとある青年を思い浮かべる。
その青年はきっと普段、こういう気持ちであの口癖のような台詞を言うのだろう。彼女は理解した。
そして彼女自身が今度はその台詞を口にしようとしている。 大きく息を吸い・・・


 「不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」


 大きく息を吸ったのに、他の同居人に気を使い小声で洗面台の排水溝に向かい小さく叫び、
心の声は大きく叫ぶ。その姿はまさに”出来た大人””残念美人”黄泉川愛穂その人であった。


【For your eyes only】とある愛穂の究極秘密 〜 ユア アイズオンリー 〜 fin
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