832:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage_saga]
2011/09/07(水) 23:30:38.82 ID:sd+doFkwo
公爵「少女が小さかった頃は、
忙しくてあまり遊んであげられなかったからね。
恥ずかしい話だが、何ができるか、できないか、
得意か、苦手か、知らないんだよ ひゅっ
少女「小さい頃だったら、
そもそもキャッチボールできなかったと思うけどね。
お兄ちゃんと友達に習ったし」ひゅっ
公爵「なるほど、兄がね。
あの子が出て行った時の事、
少女は憶えているかい?」 ひゅっ
少女「う、憶えてる」 ひゅっ
公爵「ははは、そう苦い顔をするものじゃないよ」 ひゅっ
少女「出て行っちゃやだってわがままして、
玄関の前でずっと座り込みしてたとか、
恥ずかしい上にもう、こうねっ」 ビュンッ
公爵「っ、ちょっと強いな」 ひゅっ
少女「あ、ごめん。
まあ、結局裏口から普通に出て行ったみたいで、
しばらく家宰さんにいじられたよ」 ひゅっ
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