過去ログ - 少女「奴隷はもうやだよ……」
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895:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage_saga]
2011/09/24(土) 23:08:35.64 ID:Y4SPWTf2o
女将「あっはっは、いくらなんでも、
 いきなり斬りかかるようなマネはしないだろ?
 ならウチとしては問題ないよ」

包帯「………………狼くんの自制に期待、かな。
 よし、このパスタを四番に、フリッターを一番に、
 持ってってもらえますか」

女将「あいよっ!
 あと少ししたら閉店だから、
 がんばっておくれよ」ばんばんっ

包帯「あ、あはは、がんばります」汗

 ばたん

包帯「さすが女将さん。肺が飛び出るかと思った……」

 がちゃ

双子妹「こんばんはーでありますっ!」びしっ

男「調子はどうだ、包帯」

包帯「見ての通り、大忙しで悲鳴を上げてるよ」

双子妹「例の作戦、大成功でありますか」

包帯「そうだね。
 忠実な船員を掴むなら、まず胃袋を掴め。
 まさか三日で行列が出来るようになるなんて、
 さすがに予想外だけどさ」

男「元から包帯の料理は美味いからな。
 予想外ではない」

双子妹「長い船旅でたべられるものが、
 かったーいパンと、すっぱいお酒なんて、、
 他の海賊さん達は酷い食生活なのに、
 それが当たり前の状態であります」

包帯「まあ、それが普通なんだけどね」

双子妹「だからこそ、この作戦であります。
 海の上でもこの料理が食べられると知れば、
 多少の悪い噂があっても人が来るでありますよ!」

男「女将が気前よく厨房を貸してくれたからな、
 元手もかからず実験できた。
 双子妹の作戦勝ちだな」ぽんっ

双子妹「えっへへ〜♪」

包帯「まあ、これで本当に、
 うちの船に乗っても良いって人が来てくれるかは、
 まだわからないけれどね」

双子妹「大丈夫でありますよ。
 普段は専属の料理人が作る料理を食べてる、
 あの少女のお姉様が認める料理であります!」

包帯「でも、たかが料理だよ?」苦笑

双子妹「たかが、ではないのでありますよ!
 ご飯は大事、これはもう人類の標語であります。
 湯気の立つパンやスープを食べる。
 ただそれだけで幸せになれるなら、
 払うべき対価としては世のあらゆるものより、
 効率的で力強い牽引力なのであります」

男「さすがに今の人数で海に出るわけにもいかん。
 なんにせよ、次の行動を決めるために、
 もう少し時間が必要になるんだ。
 その間の暇つぶしと思ってくれ」

包帯「まあ、料理を作るのは好きだから、
 かまわないけれどね」

男「双子姉が帰ってくるとしても、
 最低限あと一人、出来れば五人くらいは欲しい所だ」


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