979:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage_saga]
2011/09/25(日) 00:17:37.67 ID:odomHPFPo
だだっ
青年「お、おい……」
ツン「黙ってろ。
俺が港まで運んでやる!
大工の体力なめんなこのやろっ!」
青年「……すまん、頼む」
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夕方 海賊船フリークス・パイレーツ
公女「みんなっ!」
男「来たか」
公女「ごめん、来て早々だけど、
みんなに、頼みたい事があるの」
男「言ってみろ」
公女「相手の旗艦……あの大きい黒い船は、
たぶん普通に戦ってたら、戦力を集中しないとダメ。
でも、敵の数が多くて、ソレも出来ないの」
男「ああ」
公女「だから、一番船足の速い、
この船で、あの船に横付けして。
彼が居るから、一番早いこの船を。
こんな戦闘、何も得る物なんてない。
こんな戦闘、誰も喜ばないはずなの、
終わらせたいのっ」
男「……」
公女「だから、私に力を貸してくださいっ」ばっ
男「……待っていた」
狼「まったく、遅いわよ」
双子妹「もう準備出来てるでありますよ」
双子姉「置いて言っちゃおうかって、
話してたくらいだもんねー」にぱっ
包帯「少女くんが最後なんだからね?」にこ
公女「みんな……」
狼「その男がさ、頭下げて頼むんだもん」
包帯「ははっ、砲弾の雨が降ってなかったら、
大嵐を疑わないといけない光景だったよね」
男「お前ら……」
双子姉「『がはは、水臭ぇ事してんじゃねぇえよ』
って、言われちゃでありますよ」にぱっ
公女「……必殺特技の一つ、だっけ?」
双子姉「うん! 物まねだけど、言いそうでしょー」
公女「そうだね……」にこ
男「文句があってももう聞かんからな!」
包帯「ないない。ふふ」
狼「いまさら」
双子「「ねーっ」」
公女「うんっ」
?「……自分も同行させてもらうっすよ!」
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