18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/05/14(土) 18:00:40.06 ID:xE4Eh5D70
「あずにゃん、あずにゃん」
「何ですか?」
「私のおかげで、デルビルもゲットできたし、スピアーも退治できたんだから、褒めてもいいんだよ〜」
ゆい先輩は胸を張って誇らしげにしています。たしかに、今日、ゆい先輩はものすごく活躍しました。だから褒めても、いいかもしれません。
「そうですね〜。でも、ゆい先輩のおかげで、こんな森で野宿しなきゃいけませんし。だから、褒めるのはまた今度ですね」
「ええっ!でもでも、私は2個良い事して、悪いことは1個なんだよ。合計して、良い事を1個した事になるんだから、私の頭を撫でて、褒めてもいいんじゃないのかな?」
「駄目ですよ。ゆい先輩はとっても悪い事したんですから」
「え?どんなこと?ねえ、あずにゃん」
すっごく困った顔をして、ゆい先輩が聞いてきますが、私は無視し、
「それは教えません。さて、荷物のある場所に戻りますか」
「あ、待ってよ、あずにゃ〜ん」
だって、私の勘違いとはいえ、さっきはあんなに心配させるし、ゆい先輩がいない間、どんなに寂しくて心配だったか。だから、ちょっとくらい、意地悪してもいいですよね。
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