過去ログ - ステイル「最大主教ゥゥーーーッ!!!」
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237:暗号官編[saga]
2011/05/30(月) 19:52:17.95 ID:JLzuQpbg0


今より、五年ほど前。

『生涯』の大半を過ごした学園都市を去り、インデックスは故郷イギリスに単身渡ってきた。



短い生涯でただ一人愛した男と、大切な友人が結ばれるのを見届けての帰還――いや旅立ち。

納得づく、というわけではないだろうが、その事を引きずっているようには一見して見えなかった。

実際数年後に執り行われた二人の挙式では彼女は新郎親族席に座り、

寂しさを堪えながらも――誰もが気付いていたが――しっかり笑い、そして泣いていたのだ。



だが彼女が生きる目的の一つを失った、という事実は変わらない。

愛した男の側に寄り添い、笑い、助けとなる。それはもう叶わないことなのだ。



周囲が見かねるような煩悶の中で彼女が縋りついたのが――



自らの存在意義、『禁書目録』の編纂作業だった。





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