過去ログ - 奈々子「高須君の彼女なんだよ。」
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45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/05/22(日) 22:53:57.54 ID:0Ma4oOI4o
「あ、香椎。ちょっといいか?」

教室にもどった奈々子に竜児がちかよってくる。

「ええいいわよ。」
「あのさ水泳勝負のことなんだけどさ・・・
 大河の奴実は泳げなくてよ・・・
 香椎水泳やってたんだろ?よかったら今度教えてやってくれないか。」

「それは別にいいんだけど・・・高須君もくるの?」

「え?どこにだ?」
「だから私と逢坂さんの二人きりでプールに行くのって聞いてるのよ。」
「ああ。もちろん俺も行くつもりだぞ。香椎が嫌じゃなければだが・・・」
「嫌なわけないわ。新しい水着買っておくからたのしみにしててね!」
「お、おう!」

思いがけない竜児の誘いに奈々子の胸が躍る。
恋敵?である大河も一緒だが竜児と過ごす機会が増えるのだ。
いつもより気合を入れてお風呂に入ろうと人知れず奈々子は決意するのだった。



「わりいわりい、待ったか?」
「おそいわよ馬鹿犬!」
「ちょっと遅れただけじゃない。大丈夫、私達も今来たところよ。」


勝負は1週間後の水曜日に決まっていた。
そして今日は日曜日、大河の特訓の日である。

「それじゃあ行きましょうか。」

今日きたのはレジャー施設のラクージャ。
デートスポットとしても人気でなかなかチケットがとれないのだが
能登君が余っていた券をくれたそうなのだ。

竜児とデートという響きだけで今日の奈々子はご機嫌だ。
まあ実際には3人なのでデートでも何でもないのだが今の奈々子は
そんなこと関係ないと言わんばかりに浮かれていた。


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