過去ログ - 初春「むしろ、すっごく感謝してます！」part２
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38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/05/17(火) 00:44:56.06 ID:77nEiAMw0
―――翌日

初春「おはようございます」

佐天「おはよ」

初春「佐天さん、お願いがあります」

佐天「なに？」

初春「私の描いた本、全部返してもらっても良いですか？」

佐天「へ？」

初春「垣根さんに、全部見てもらうことにしたんです」

佐天「え、ええええ！？」

初春「実は昨日、彼に、す、好きって言われて…」

佐天「は、はぁああぁぁぁぁ！！！？」

初春「それで、腐女子っていうの教えようと思って……」

佐天「えーっと、……よく状況が理解できないけど、わかったわ」

初春「すいません」

佐天「まさか、こんなに早くカミングアウトを決心するなんて思わなかったわ…」

初春「…すいません。言ってることがころころ変わって……」

佐天「別にいいわよ。やっぱり初春にやめるのは無理だったわね」

初春「そうですね…。止めようとしても無意識に妄想しちゃいますし、絵だって描いちゃいましたし…」

佐天「よく教えようと思ったね」

初春「……お前のことが知りたいって言われたので、教えたいって思っただけです」

佐天「……そっか」

初春「……」

佐天「ねぇ、昨日、どんなふうに告白されたの」ﾜｸﾜｸ

初春「それは、後日きちんと教えます……」

佐天「わかった。その時に色々きちんと聞くわ」

初春「……覚悟しときます」

佐天「よし、学校終わったら、すぐに用意するね」

初春「ありがとうございます」


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