過去ログ - フレンダ「結局、全部幻想だった、って訳よ」
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40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/22(日) 22:39:35.53 ID:E0rlQyC3o
土御門「まぁ別に俺ら二人でも別にいい気はするんだけど、隣人のよしみもあるし、ある意味クラスの英雄と化したカミやんならいいかなと思ったんだにゃー」

青ピ「頭数も結構重要なわけやしね。それでどう?って話なんやけど」

 ふむ、と上条は考える素振りを見せる。
 別に断る理由もないし、まだ高校生活も始まったばかりだ。今日失敗したところでまだまだ挽回のチャンスはあるだろう。

上条「よし、いい――」

 ぜ、と言おうとしたところで。
 頭に何か色々入っているであろう鞄の強烈なアタックがぶち込まれた。
 そのままの勢いで机に額をぶつける。上条の体力がケージで表されたとするなら、今のコンボで五分の一は減っているだろう。
 なんだ、誰だ、と後頭部をさすりながら振り返ると、今朝廊下で別れた金髪幼馴染が立っていた。

フレンダ「そうは問屋が卸さないって訳よ!」

上条「ふ、フレンダぁ!?なんでお前……」

 上条は幼馴染のバックアタックに理由を求めるが、フレンダは答えない。
 突然の金髪美少女の登場に教室内が固まる中、フレンダはそう叫んで上条の制服の襟をつかんだ。
 そしてそのままクラス外へと有無を言わさず上条を引きずったまま出て行く。

上条「えっ、ちょっ、フレっ……!?」

フレンダ「結局、上条は私に付き合ってればいいってわけよ!」

 じたばたと抗ってみるが、女の子の力とは思えない強い握力からは逃げられない。
 そしてそのまま彼らは廊下へと消え、そして『不幸だぁあああああああああああああ』という断末魔が学校全体へ響き渡った。
 残された土御門、青髪ピアス、以下クラスメートは上条に対して『あんな美少女に連れられるのはある意味羨ましいけど、でも今度から構ってやろう』と思うのだった。


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