34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage]
2011/05/20(金) 00:15:26.23 ID:GjJ2aE63o
ほむら「何もかも…諦めたのにっ…グスッ…
貴方を救う為に全てを、諦めたのにっ…
これじゃ救えないじゃない…グスッ…まどかぁ」
一度流れた涙は大事な人の名前を出したとたんに、堰を切ったように流れだした。
ほむら「ごめんねまどか。
貴方をインキュベーターの手から救ってあげるって、
約束…したのにねっ…グスッ…もう手がかりがなにも…」
静かな洞窟に少女の掠れた涙声だけが木霊し、
泣き疲れたほむらはいつしか眠りについていた。
―――
『僕と契約して魔法少女になってよ』
(ダメよまどか!そいつに耳を貸しちゃダメ!)
『魔法少女?』
『魔法少女になって魔女を倒して欲しいんだ!』
『魔女…』
(どうして、どうして声がでないの!)
『分かった、私、魔法少女に――』
―――
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