過去ログ - イチロー「渡久地東亜という男がいてな・・・・・」
1- 20
74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/05/27(金) 20:22:10.53 ID:etWuCrr8o
マジ安心


75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)
2011/05/27(金) 20:27:01.12 ID:it6dsRPj0
ここからはちょくちょく時間があくと思います。
その時はまた伝えます。それでは 再開!





76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)
2011/05/27(金) 20:31:09.82 ID:it6dsRPj0
イチローのようなプロ野球選手からすれば、大金を賭けることを除けば(今回は賭けていないが)
本番にちかい練習であるシート打撃のようなものだが、イチローはランニング、ストレッチを入念
に行った。そしていよいよバッターボックスへと向かうのだった。

普段の試合は相手投手の投球練習をよく観察し、相手の呼吸、調子を読み取るイチローだが、渡久地は投球練習を一切しなかったため、イチローは少し困惑した。


77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)
2011/05/27(金) 20:38:56.91 ID:it6dsRPj0
イチローはこの時点から、渡久地が相当のキレ者だということに感づいていた。
ルールは通常と同じ 外野のファアラインにノーバウンドでボールを飛ばすか、
死四球を選べばバッターの勝ち。

それ以外は投手の勝ち。
以下略



78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/05/27(金) 20:55:40.11 ID:aaRtZ9w00
確か直前でボールのコースを変更できるだっけ?


79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)
2011/05/27(金) 21:09:10.38 ID:it6dsRPj0
イチローが投手方向にバットを向ける独特の儀式をすませると同時に
渡久地がゆったりとしたフォームから球を放った。

普段は好球必打、積極打法のイチローだが、一球目は球筋を確認するため
見送るときめていた。
以下略



80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)
2011/05/27(金) 21:17:41.77 ID:it6dsRPj0
三球目、四球目も同じような球
しかし、イチローは同じ球にやられるような選手ではない。
プロ野球界トップクラスのバットコントロールをもつイチローは、かろうじて
カットしていた。それと同時にボールが一球目とくらべほとんど回転していない
ことに気づいていた。


81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)
2011/05/27(金) 21:22:24.18 ID:it6dsRPj0
並はずれた動体視力ももつイチローには投げる直前の手の握りも見えているため、
変化球をなげているわけではないことは分かっていた。
「まさか・・・あいつ・・・」
半信半疑ながらもイチローはあることに感づいていた。


82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)
2011/05/27(金) 21:27:21.68 ID:it6dsRPj0
「回転数を操れる・・・・?」
五球目 イチローは沈むストレートにヤマを張った。
しかし今度は沈まなかった。なんと浮いたのだ。イチローは通常の直球も
頭にあったのかかろうじてバットに当てた。かすらせた という方が正しいかもしれない。



83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)
2011/05/27(金) 21:31:05.40 ID:it6dsRPj0
これで六球目がわからなくなった。状況的にはイチローは追い込まれている
はずなのだが、その表情には絶望感などはまったくなかった。少なくとも自分の選手
生命を賭けて望んでいるようには見えなかった。浮き上がる球を投げる投手なんて
今のプロ野球界にもいない。


121Res/36.63 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice