102: ◆fJz13rtmKU[saga]
2011/05/26(木) 19:29:35.10 ID:mK9Al0mQ0
「……高くねーか?」
「お見舞いだから少しはいいものを買った方がいいでしょ?」
「そういうもんかねぇ……」
なんとなく納得しながらも、自分は絶対にやらないだろうな、と杏子は思っていた。
もっとも、そもそも金が無いのだが。
「そういうもんだよ、ま、結局大事なのは気持ちだろうけど……さ?」
ぞわ、と嫌な感覚が背に走った。
コレは知っている。
数回程度しか味わったことはない。
けれど、間違えるハズは無かった。
―――魔獣の気配。
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