52: ◆fJz13rtmKU[saga]
2011/05/22(日) 17:04:23.97 ID:QB2tKNwN0
こつこつ、と少女に近付き、声をかける。
「あなた、大丈夫? 目立った傷は無いけれど……」
「……ああ、ありがとう恩人! キミのおかげで助かったよ!」
にこ、と快活な笑顔が返ってきた。
この分だと、心配はいらなさそうだ。
「……問題無さそうね、一人で大丈夫?」
「うん、だけど―――」
「迂闊だよ、恩人」
「―――え?」
少女の口角が、吊り上がった。
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