7: ◆fJz13rtmKU[saga]
2011/05/19(木) 21:20:50.55 ID:w29X2h7N0
「いやぁ……助かったよマミさん、ほむら。二人のサポートが無かったら危なかったよ」
カチャ、とマミが紅茶を飲み干したカップをソーサーに置き、そのまま空気に溶かすように消す。
「いいのよ、美樹さんはリスクの高い近接攻撃系の武器なんだから。私たちがサポートするのは当然でしょう?」
「マミさん……」
「……まだ戦い慣れていないのも関係してるでしょうけど」
ぐさ、とほむらのストレートな言葉が突き刺さった。
「ぐぐ……確かにさやかちゃんは経験の浅いヒヨッ子ですよーだ」
「……ええ、だから今は無理をせずに、生き残ることを考えて戦いなさい」
ふ、とさりげなくほむらは顔をそらす。
「……えっ、これってもしかしてツンデレ?」
いやー困っちゃうなーとニヤニヤするさやか。
真性のツンデレならば、それを焦って否定するだろう。
だが、別に隠す必要もないほむらは溜息をつくだけ。
彼女は素直でないのではなく、単に口下手なのだ。
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