940: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/04/21(土) 23:30:01.46 ID:lRPg4H150
それは――携帯電話のボディの一部を染めた、赤い液体。
そして――手にする森繁の左手の指を染めた、赤い液体。
まぎれもなく――血だった。
森繁「なっ!?」
慌てて、携帯電話の落ちていたほうを振り返る。
その先にあった光景。
一瞬、愕然としてしまう。
しかし――
森繁「は、ははは……」
口元から笑い声が漏れ出す。
怒りの表情はすでになく、代わりにあったのは醜い笑み。
にやけた目もとを向ける、その先には。
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