226: ◆Q6CGh0.8HA[saga]
2011/06/04(土) 12:02:48.43 ID:dk7oRcQSO
―PM23:24―
俺「ミッションを開始する」
上条「あの……何ですかコレ?」
俺「無駄口を叩くなルーキー。任務へ懐疑を抱くとその綺麗な食パンフェイスに穴が開くぞ」
上条「そもそも任務とか聞いてないのですが……」
俺「なにっ!?キサマ、説明の時何処にいた!」
上条「だから、その説明が無かったの!」
俺「五月蝿いぞ!余り声を出すな!敵に見付かりたいのかっ!」
上条「え、ええー……」
俺「フン。今回だけだからな。よぉく耳をかっぽじって聞きな」
俺「今回与えられた任務は地下都市に捕らえられている要人の……いや幼人の救出だ」
上条「幼人って……まさか!」
俺「良い勘だ。そう、目的は打ち止めとなる」
上条「あんた変な奴だが、優しいんだな。俺たちの為にしてくれてるんだろ?」
俺「自惚れるな。任務だからだ」
上条「何でも良いさ。絶対に打ち止めを助けだそうな!」
俺「俺は与えられたミッションを仕損じたりしない。当たり前のことを言うな」
上条「頼もしいなぁ」
俺「ルーキー、お前も働くんだぞ。分かってるのか?」
上条「わ、分かってるさ」
俺「なら良い。とっとと助けに行くぞ」
上条「あ、ちょっと待ってくれ。少し気になることが」
俺「……手短にな」
上条「この珍ちくりんな格好はなんでせうか?」
俺「敵に身元をバラさない為だ」
上条「この無断に豪華にデコレイトされた段ボールは?」
俺「身を隠す為だ」
上条「こんなので!?」
俺「……はぁ、これだからルーキーは。段ボールの性能の高さが分かっていないな」
上条「あ、す、済みません」
俺「他には?」
上条「ないです」
俺「よし。ならば、着いてこい。遅れるなよ?」
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