481: ◆Q6CGh0.8HA[saga]
2011/07/16(土) 15:19:30.92 ID:bllTDsdSO
俺「あの、ちょっと良いですか」
教員「ん、なんだい？」
一方通行「お、おィ……」
俺「任せてくれ」
俺「失礼ですが、貴方彼のこと尊敬していますか？」
教員「勿論だとも！」
俺「なら、貴方の心象は行動と矛盾していることに気付いた方が良いですよ？」
教員「え？」
俺「今から突然講習会を開いたら、当然タイムスケジュールの繰り下がりや見直しが出て来ますよね」
教員「それは在るでしょうが問題ありません。得られる益を考えればこそです」
俺「それが生徒達全員思えば良いのですけど」
教員「……わが校に講習を聞きたがらない生徒が居ると？」ﾑｯ
俺「いえ、そういうワケではありません。ただ、生徒達にも生徒達の予定があります」
俺「それを急に乱されては叶わないと思う人は必ず居るはずです」
俺「そして、熱意を持って聞きたくとも、唐突の事態に諸々の準備が上手くいかず、機会を失う人もいます」
俺「そういう人たちからすれば、当然、アポイントメントを取らずに現れた一方通行さんに対する評価は下がることになります」
俺「尊敬する第一位さんのイメージダウンを計りたいワケではないのでしょう？」
俺「だから、本人が良しとしないのですから、このような急で無理な勧誘は止めてください」
教員「……わ、分かりました。済みません、一方通行さん。多大なご迷惑を」
一方通行「いや、良いンだ」
教員「有難うございます。各教員には知らせておきますので、どうぞ、この後はご自由に」
一方通行「あァ」
教員「では、何かありましたら気軽に声をおかけください」
一方通行「……」
俺「ん、行きますか」
一方通行「あ、ありがとな……」
俺「イーブンよ、イーブン。借りを返しただけ」
一方通行「いや、でも、ありがとな」
一方通行の信頼が１上昇しました
一方通行の好感が１上昇しました
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