過去ログ - とあるフラグの天使同盟
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469: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/02(木) 22:44:27.99 ID:66NvSJ9Fo


自分がさっきまで何をしていたのかも明確に思い出せなかった。
何か、すごく大切な何かを救うために奮闘していた気もするが、今の一方通行には思い出せない。

以下略



470: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/02(木) 22:45:54.19 ID:66NvSJ9Fo


相変わらず返事はなかった。だが、脳に直接刷り込まれたように
一方通行の頭に神の意志が伝達される。
今まで体験したことのない違和感に彼は顔を顰めながら送られてきた情報を読み取る。
以下略



471: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/02(木) 22:46:59.64 ID:66NvSJ9Fo


そんな、宗教者からすればそれこそ神の恵みのような現実を一方通行は、


以下略



472: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/02(木) 22:50:14.70 ID:66NvSJ9Fo


空間に発生した亀裂がどんどん広がっていく。
その亀裂から水漏れのように流れてきたのは、黒を上から塗りつぶす聖なる『白』。
一方通行という人間を象徴するような、白く、白く、狂ったように白い『白』だった。
以下略



473: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/02(木) 22:51:25.79 ID:66NvSJ9Fo


――――――――――――――――――――――


以下略



474: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/02(木) 22:53:06.50 ID:66NvSJ9Fo


それだけで暴風が吹き荒れ、もはや壊れるところが無くなったビルの残骸にトドメを刺していく。
神の身に発生した異常事態を察知したのか、セトに完膚無きまでに打ちのめされていた悪魔が
ゆっくりと倒れ伏せた体を起き上がらせていた。
以下略



475: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/02(木) 22:54:22.81 ID:66NvSJ9Fo


セトはどこか狼狽えているような仕草を見せ、慌てて自分の腹を手で抑えたが。


以下略



476: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/02(木) 22:55:51.10 ID:66NvSJ9Fo


上半身まで抜け出ていた一方通行を再び押し込めるためか、セトは信じられない力で
彼の頭を上から押さえつけて飲み込もうとする。

以下略



477: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/02(木) 22:57:34.93 ID:66NvSJ9Fo


だがそれが風斬の体を屠ることはなかった。
ギチギチと、まるで何かに抑えつけられているかのように黒翼が震えている。

以下略



478: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/02(木) 22:59:56.77 ID:66NvSJ9Fo


セトの力が著しく弱体した事を察知した悪魔もまた、そのまま彼らの
状況を見つめているだけではない。
セトによって芯から破壊された水晶の翼は再生不可能になってしまったため、
以下略



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