533: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/04(土) 00:06:35.50 ID:W28y0uR3o
「アレイスター。 ホルスに至る、という言葉の意味を君はまだ理解していない。
君はホルスに辿り着いてなどいないし、上条当麻もこの聖域には来ていないし、
・・・・・・・・・・・・おや、セトもどうやら一方通行と結託したようだな」
「な、に・・・・・・?」
「セトは星幽界に還り、『幻想殺し』も現時点での『神浄』を良しとしていない。
何度言ったら分かるのかね? アレイスター、君はとにかく"急ぎすぎ"なのだよ」
顔から冷や汗がドッと吹き出る。エイワスが、この金髪のクソったれがさっきから何を言っているのか
全く分からない。戦闘においては完全にアレイスターが優位に立っているにも関わらず、
なぜかエイワスの表情は勝ち誇ったようなそれになっている。
「・・・・・・仮に上条当麻と一方通行が使いものにならなくとも、私はホルスとしてこの世に顕現した。
あなたにも見えているだろう、私の傍らに佇むこの黄金の鷹が!! あなたにも分かっているだろう、
このホルスの圧倒的な力が!! あなたですら立ち向かうことすら出来ない、絶対的な存在なんだ!!」
アレイスターは必死で激昂するが、余裕の笑みが崩れないエイワスの前では
何とも無様で情けない姿にしか映らなかった。
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