536: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/04(土) 00:23:35.23 ID:W28y0uR3o
神にはなれなかったとはいえ、もはや人間という枠組みから完全に外れている
魔術師の怪物を前に、しかしエイワスは全く物怖じしない。
「アレイスター、やはり君は興味深い。 これから先の未来でも
君を観測する価値は残っていそうだ。 ホルスの具現化などという
面白い玩具も見せてもらったしな」
だが、とエイワスは元に戻りつつある空を見上げながら前置きして、
「・・・・・・そろそろ飽きたな、もう」
ゾクッ、とアレイスターの背筋に昏倒しそうな程の悪寒が走った。
飽きた。
この化物が口にすると、そんな些細な言葉ですら死刑宣告に聞こえてくる。
「『聖守護天使(アウゴエイデス)』を冠する存在……君が真に追い求めていたのは今の私ではなく、
その聖守護天使としての私だろう? ………ふふ、"呼んでやるよ"」
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