586: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/04(土) 23:57:55.71 ID:W28y0uR3o
その時、彼女たちに道を明け渡すように灰色の粉塵が不自然に流れていった。
どこからともなく吹いてきた風によって粉塵は数秒も経たず綺麗サッパリ運ばれていく。
ゴトン、という重量感溢れる音がした方へ二人が振り向くと。
「ハッアァーイ・・・・・・って、これどういう状況?
白いのと天使は・・・・・・? って、うわ。 ホントに第二王女もいるじゃねえか」
「・・・・・・ヴェントさん・・・・・・!」
「おー・・・・・・お疲れ騎士団長。 ウィリアム。 ・・・・・・おや、『清教派』も一緒だったの」
「お久しぶりです。 キャーリサ第二王女」
そこには決して無事な状態では無かったものの、『天使同盟』と交流を深めた
魔術師たちがいた。
ヴェント、アックア、神裂火織、騎士団長。
彼らの姿を見た風斬は感動の再会に打ち震える前にペタンと、その場で安堵の尻餅を着くのだった。
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