590: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/05(日) 00:11:26.75 ID:kzLIOaUKo
声は震えていた。涙は、流れない。ミーシャが真相を告白した時に流し尽くしたのだろうか。
しかし彼の表情は非常に清々しい、歳相応の無垢な笑顔で彩られていた。
「・・・・・・・・・・・・痛かったろ。 遠慮無く本気でぶン殴らせてもらったからなァ」
「mvhrei平気opxuy大丈夫xafujddh」
「ハッ・・・・・・、やっぱ何言ってンのかわかンねェンだよ、バーカ。 くく・・・・・・」
何が可笑しいのか自分でもよく分からなかったが、彼は頻りに笑い続けた。
嬉しさや安堵感、達成感がゴチャ混ぜになった感情を吐き出すようにただただ笑い続けた。
人間、何もかもが空っぽになったらこんな風に笑ってしまうものなのだろうか。
ミーシャはよろよろと体を起こし、笑い続ける彼の頬を優しく撫でる。
「csuf貴方swqih」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・あァ?」
「ありがとう」
「・・・・・・・・・・・・『これからもよろしくね』が抜けてンぞマヌケ」
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