625: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/05(日) 17:40:55.62 ID:kzLIOaUKo
「宇宙にある『星の欠片』の位置を正確に把握して、その儀式場の位置する場所に
"何か"を投擲して接触させ、分離する。 儀式場を太陽から離しちまえば残りの欠片が
どォなろォが知ったこっちゃねェ。 とにかくガブリエルが現世に居続けられりゃいいンだからな」
全員が唖然とした表情を浮かべるしかなかった。
無理というか無茶というか無謀というか、一方通行が提案した方法は無策も同義だとしか思えなかった。
『星の欠片』目掛けて何かを投擲し、その衝撃を利用して上手いこと儀式場だけを
欠片から分離させる。
確かに理論上なら可能・・・・・・という境界線に何とか入れる事が出来る方法だ。
学園都市で開発された頭脳は、やはりその他の人間とは違うぶっ飛んだ発想が出来るらしい。
しかし口だけならいくらでも成功できるものの、実際にやってみようとなると
話は全然違ってくる。
「投擲って、何を投げるの」
キャーリサがその場に居る全員の疑問を代弁した。
重要な問題点の一つだ。そこらにあるビルの瓦礫や空き缶などを適当に投げても
大気圏に阻まれて一瞬で消失してしまうだろう。
まだ問題点はある。
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