632: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/05(日) 17:49:59.56 ID:kzLIOaUKo
垣根の言葉が途中で途切れた。彼が突然激しく咳き込み、口から夥しい量の
血を吐き出したからだ。
それを見た一方通行と風斬の顔が青ざめる。あのいつも不敵に構えている、
時にはふざけた調子を出して『天使同盟』内で明るく振舞っていた垣根帝督はどこへ行った?
「・・・・・・ミーシャの方は、テメェが片をつけたみてえだな。 ・・・・・・まあ、
お前ならやれるって思ってたけどよ。 だから、こそ・・・・・・げほっ、・・・・・・。
『コレ』、持ってきたわけだし・・・・・・・・・・・・」
もはや呼吸をしているのかも分からないような状態で、垣根はステイルから離れて
片手を軽く上げる。
その手には、一本の槍が握られていた。
「dhid氷華pafne」
「は、はい・・・・・・」
1002Res/536.54 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。