916: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/11(土) 00:51:14.08 ID:yWZotOlgo
悲鳴に近い声でミーシャをに呼びかけながら風斬が駆け寄る。
彼女はミーシャの手を取ろうとしたが、天使の体はホログラム映像のようになっているのか
風斬の手は虚空を掴むだけだった。
「・・・・・・・・・・・・どォ、した。 どこに行くンだよオマエ」
ミーシャは答えない。ただひたすら一方通行に笑顔を送るだけだ。
彼より先に事情を把握したのか、風斬が滅茶苦茶な言葉で泣き喚いていたがそれも聞こえない。
――――――聞きたくない。
「おい」
「・・・・・・ありがとう」
「・・・・・・ありがとうじゃねェよ」
そして、一方通行の中の感情が爆発した。
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