954: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/11(土) 22:59:07.12 ID:yWZotOlgo
アレイスターの傍にはエイワスと呼ばれる金髪の怪物がいた。
怪物は何も言わない。アレイスターに話しかけられているが、エイワスは応じない。
応じないというよりは、応じることが出来ないと言ったほうが正しいのか。
「苦渋の決断だった・・・・・・あなたなら既に状況を把握しているはずだ。
本当に、本当にこれは苦渋の決断だった。 『第七学区に置いてある私』だよ。
『私』から虚数学区を奪って全てを掌握したまではよかったが、あなたは私との戦闘後に
一瞬だけ隙を見せた。 『私』への警戒をほんのわずかだけ解いたな」
「・・・・・・・・・・・・」
「骨が折れたよ。 虚数学区は保ったまま、しかしあなたとヒューズ=カザキリだけを
崩壊させ『放棄』する作業は。 そしてあなたが消失している今、虚数学区は再び
『私』の下に戻ってきた。 あなたとヒューズ=カザキリの消失は『プラン』の崩壊に繋がるが、
まだ再構成が可能な範囲内に維持できる。 二度と『プラン』を遂行出来なくなってしまうくらいなら・・・・・・」
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