972: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/11(土) 23:21:24.58 ID:yWZotOlgo
と、ようやく第一九学区と隣接する学区の境界線付近まで辿り着く。
だがそこで神裂はふと足を止めた。後ろから追ってくる疲労しきったステイルを待つためではない。
神裂達とは逆方向に、第一九学区に入って全速力で駆け抜ける少年と少女の姿が見えたからだ。
「か、上条当麻!!!」
「ん? ・・・・・・って、か、神裂か!?」
上条当麻は慌てて自分の足に急ブレーキをかける。
後ろを着いて走っていたインデックスが上条のケツに体当たりするようにぶつかり、二人はマヌケな体勢で転倒した。
「ご、ごめんとうま! 大丈夫・・・・・・?」
「う、ぎゅぎゅ・・・・・・あぁ。 いやそれどころじゃない!
神裂、何でお前までこんなところにいるんだよ!!?」
「説明している暇がありません!! あなたが行きつけている病院へ案内してください、今すぐ!!」
「病院? 俺の行きつけって・・・・・・第七学区の? なんで、」
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