19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/05/22(日) 00:36:01.68 ID:0kcpvrlfo
―――これは、ある中学校の体育祭での出来事である。
少年は母の弁当を楽しみにしていた。
暖かいご飯ももちろん好きなのだが、弁当の冷めてちょっと堅めなご飯も大好きなのだ。
そして迎える昼休みの時間。
ここで少年はある事に気付いた。
弁当箱が軽いのだ。いつもの重量感が感じられない。
嫌な予感がしたのだが、ふたを開けねば先には進めない。
しかし、ふたを開けるのが怖い。ふたの先にある現実を見たくない。
だが、友達の「どうしたの?大丈夫?」という不安そうな声で目が覚めたのか、
意を決してふたを開けた!!
『ごめ、寝坊したから適当に買ってきてマジごめん ちあき』
ポツンと置かれた手紙の裏に、夏目漱石さんのご尊顔。これには少年も苦笑い。
ここで友達が一言、
「お前って紙食うん?」
少年のあだ名は羊になった。
閑話休題。
9982号「あなたは自分の任務を忘れたのですか?とミサカは確認をとります」
一方通行「あァ。お前の護衛だろォ?」
9982号「だったらお金渡してポイは酷いんじゃないですか?と、ミサカはあなたの薄情っぷりに驚きを隠せません」
一方通行「だァから出前頼めばそれで済むだろォが」
9982号「おお、頭良いですね。ですがこの惨状を出前の人に見せるのですか?
と、ミサカはあなたの恥知らずっぷりにも驚きます」
一方通行「あァー。それもそォだなァ……なら、なンか食いに行くかァ」
9982号「ところであなたは料理とかしないんですか?まぁ、冷蔵庫の中を見れば一目瞭然なのですが
と、ミサカはコーヒーしか入ってない冷蔵庫に戦慄します」
一方通行「俺がエプロンつけて台所に立ってる姿を想像してみろォ……
巨漢が女装する方がまだ様になってンぜ」
9982号「確かにあなたのエプロン姿……ブフゥ!!」
一方通行「まァた語尾が消えてんぞォ!!どンだけツボってンだよ!!」
依然顔を引きつらせる9982号を引っ張り、一方通行は部屋を出た。
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