過去ログ - とある仮面の一方通行
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/05/22(日) 00:42:55.00 ID:0kcpvrlfo
御坂「……なら、今日は引きさがってあげるわ。逃げたら、承知しないんだから……!」
 
一方通行「はいはい、さっさと行けよ。ダチは待たせるもンじゃねェ」

9982号「ダチ居ない癖に、とミサカは一方通行を内心馬鹿にしてみます」
 
一方通行「声出てンぞクソったれ」
 
9982号「クソたれてるときにカレーの話すんなよ。と、ミサカはレストランにあるまじき暴言をぶちまけます」
 
御坂「逃げんじゃないわよ!絶対逃げんじゃないわよ!!」
 

と、御坂は捨て台詞を吐き、友達と思われる集団の輪に戻って行った。
お姉さま、あの白髪とお姉さまに酷似したお方はどちら様!?と誰かがハスキーボイスで騒ぎ立てていたが、
電撃が走り、静かになり、少女たちは店を出た。
 

一方通行「チッ……なンだあいつハタ迷惑な奴だなオイ」
 
9982号「それで?一体どうするのですか?と、ミサカは一方通行に今後を尋ねます」
 
一方通行「あァ?あー……そォだな、アイツの為に飯食うとこ変えンのも癪だしなァ
      下手に嘘ついたり逃げたりすると、あの感じじゃ自分から首突っ込ンで来るだろォな」
 
9982号「そうですね……ならそれっぽい嘘をつくと言う具合で行きましょうか。
     幸い他の個体は外出禁止なので、下手にオリジナルと出くわす事もないでしょうし」
 
一方通行「それがいいだろォな。生き別れの妹って設定は悪くないだろうが、
      相手は『超電磁砲』だ。ハッキングなんぞお手のモンだろうしな……
      ちょっと調べられたら一発でアウトだ」
 
9982号「馬鹿正直に本当の事を話すのなんてもってのほかですしね。
     と、ミサカは案が思いつかない事に頭を抱えます」
 
一方通行「どォすっかなァ……まァ、今日はもう帰るか。眠てェ」
 
9982号「そうですね。問題は次あった時の私たちに丸投げしましょう。
     と、ミサカは思考放棄します」
 

二人は会計を済ませる前に、コーヒーを飲んで少し落ち着いてから会計に向かった。
そしていざ帰らんと店を出たところで、
 
御坂「それで、ちゃんと事情を話してくれるんでしょうね?」
 

御坂は、レストランの出入口で待ちかまえていた。
 

一方通行「ないわァ〜、つかお前、連れはどォした」
 
9982号「レストラン出口で出待ちとか流石の私もそれは引きます、
     と、ミサカはオリジナルの執念にドン引きします」
 
御坂「なによ!?もう会計するってアンタ言ってたじゃない!
   すぐ出てくるかと思ったのに、いつまでも出てこないから皆帰らせたわよ!!」
 
一方通行「成程なあ。それは重畳」
 
御坂「ど、どういうことよ……?」
 
一方通行「ここで話せる内容じゃねェな……ついてこいよ、真実を教えてやる」
 


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