52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/05/22(日) 11:24:15.35 ID:0kcpvrlfo
御坂「ねぇねぇ、これ可愛くない?」
御坂美琴は、自身のお気に入りであるカエル型マスコットの「ゲコ太」……を模して造られた携帯電話を指差している。
一方通行・9982号「「えェ〜……ないわ」と、ミサカはお姉さまのセンスを全否定します」
二人には不評のようだが、御坂は往生際が悪く、執拗にゲコ太を勧めてくる。
9982号「流石に子供っぽ過ぎるんじゃないですか?と、ミサカはお姉さまのギャップに萌えてみます」
一方通行「つか、なンでその機種なンだ?カエルの奴ならあっちにもあるだろォが。
まァ、どっちもどっちなンだが」
どんなデザインでも、機能性が良いのであればそれでいい、
と考える一方通行でさえそのデザインはあんまりだろ、と思っている。
もっとも、あんまり否定するのもかわいそうだからそこまで口をはさむつもりはないのだが。
御坂「……いなの」
御坂は恥ずかしそうにうつむきながら、ボソボソと何かを言う。
一方通行「あァ?ンだよ聞こえねェし」
御坂「私のとおそろいなの!!おそろいがいいの!悪い!?」
恥ずかしさが一周して混乱に昇華したのか、大声で心の内を高らかに叫んだ。
一方通行「……だ、そうだが、その辺どォなンだ?」
一方通行はニヤニヤしながら9982号に話を振る。
9982号はというと、
9982号「ヘイヘイそこの子猫ちゃん、暇なら俺と遊ぼうぜ。
とミサカは首輪のついてない野良猫を撫でようと試みますが逃げられました……」
全く聞いてなかった。
御坂「……」
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