690:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/03(日) 02:35:18.29 ID:dLcdmaZco
・・・
「もぐ!もぐもぐもぐ!!うん、このポテチは中々かも!!」
「あー!大体そんなに食べちゃ駄目ー!」
「あなたはすっごく欲張りさんなんだね!ってミサカはミサカは呆れてみたり!」
「モノを食べる時はね、誰にも邪魔されず自由で、なんというか救われてなきゃあダメなんだ、
独り静かで豊かで・・・と、ミサカはこのやかましい中もしゃもしゃとビーフジャーキーを食します」
「ええいやかましいぞ貴様らッ!!!」
今現在、浜面組と合流した9982号組は、互いに軽く自己紹介をした後、
浜面仕上達が乗ってきたワゴンでドンチャン騒ぎをしていた。
フレメア=セルヴェインと打ち止め、インデックスの3人は後部座席できゃいきゃいとポテチの取り合いをしていて、
9982号はその取り合いに巻き込まれもみくちゃにされながらもげんなりとした表情で何処から持ってきたのかビーフジャーキーを食べていた。
そして。
「何だかすみません……お世話になってしまって」
「うへへ、別にかまわへんのよ……うふひひひ」
助手席に座る爆乳ガール・風斬氷華を見て、浜面の鼻は伸びっぱなしだ。
車は止まっているのにシートベルトをしている風斬。正直言って可愛い。
二つの丘に挟まれたシートベルトを見ていると、シートベルトが憎くて憎くてたまらないと感じる筆者。
今現在、浜面仕上は一方通行を越えるハーレムだった。
しかしその表情はイマイチ明るくない。
「はぁ……これが皆風斬ちゃんみたいだったらなぁ……」
「ミサカじゃ不満ですか?と言いたいところですが、あなたには言われたくねーです」
「うぐっ」
9982号の突き放した口調と、その言葉の節々に感じる「どうせあなたにフラグなんて立たない」と言う侮蔑。
「へっ……負け犬上等ォォ!」
浜面は自身のモテナイっぷりを鑑みて、それでも諦めずに奮起する。
「「!!?」」
しかし突如として、コンクリートで舗装されているはずの道路が、文字通り弾け飛んだ。
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