695:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/03(日) 03:54:23.80 ID:dLcdmaZco
・・・
「ああもう、早く誰か来てー!!」
御坂美琴は再生を続ける石の塊に辟易していた。
それだけならいいのだが、実は御坂もそろそろ充電が切れそうなのである。
学園都市第3位とはいえ、能力の使用には限度がある。
何度も何度も超電磁砲などと言う大技をかませば、能力使用に限界が来てもおかしくは無いのだ。
更に今は平時ではなく戦時。精神的に限界が来るのもいつもより早くて当然である。
さてどうしたものかと思案しているところに、黒塗りのワゴンが突撃してきた。
「そこの2人―!!!どけえぇえええ!!!!」
「「!!?」」
その叫び声とワゴンのエンジンによる叫び声のシンクロを聞いて思わず横へと転がって行った。
「KUTABAREデカブツゥゥゥ!!!」
浜面仕上もまた、限界まで加速したところで車から飛び降り、転がって行く。
そして加速された車が、突然止まれるはずもなく。
エリスと言う巨大な石の塊にぶつかった事で、ようやく止まった。
その代わり、爆発したけど。
ワゴンと言う鉄の塊×速度×爆発=浜面の魂の叫び。
エリスだったものの破片は、パラパラと辺りに散らばった。
「あ、あんた中々ド派手な登場するじゃない……」
「あれ?御坂ちゃん?……じゃないなゴーグルしてないし、姉妹いるよね?」
「え?ああうん、いっぱいいるわよ」
「いっぱい居んの?まあいいや、俺浜面仕上。しがないスキルアウトです」
「私は御坂美琴よ、よろしく。こっちはインデックスって言うの」
「しあげ、さっきの登場はすっごくカッコ良かったかも!」
「へ?おう流石だろ?」
「ってあんたら知り合い……?どういう経緯で知り合ったんだか……」
と、和気藹々と会話を交わす。
「あ、あのー……」
「あ!ひょうか!!大丈夫だった!?」
「え、えと……何もしてないから無事、だよ……」
意を決してここまで来たと言うのに、本当に何もしていない風斬氷華は、しょんぼりしていた。
さて、ここで問題。風斬ちゃんは、シェリー編で何回しょんぼりしたでしょう。答えはSS読み返してね。
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