714:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/04(月) 00:26:52.45 ID:SPhkPvUfo
・・・
インデックスと風斬氷華は、身を寄せ合って恥も外聞も無く泣いていた。
シェリー=クロムウェルは一方通行の命令に従って動けずにいる。
浜面仕上と御坂美琴は、よくわからないままに事態が収束して行くことについていけなかったのか、呆けている。
「……一体、どういう状況じゃん?」
ようやくやってきたアンチスキル+αは、目の前の状況がわからないと頭を抱えた。
「あァ……やっちまったァ……」
なンか気分が乗ってあれこれ言ってしまった気がする。
それは厨二病患者顔負けの役者っぷりで。
(なんだよあのくっせえセリフ!!?臭すぎて鼻が曲がっちまうぞォ!!?)
早速、刻まれし黒歴史に顔を真っ赤にさせた。
一方通行の持つ殺意は完全に薄れ、それによりシェリーは我に返った。
これ以上は無理だと判断したのか、エリスを壊し、それを目くらましにしてどこかへと逃げて行った。
「……逃げられたじゃん……」
「そりゃお前らアンチスキルがちンたらしてるからじゃンよォ」
一方通行はその場に座り込み、もう仕事しませンよオーラを飛ばした。
「仕方ない……第八四支部はジャッジメントと協力して監視カメラから侵入者を追うじゃん。
第七十三支部は私と直接動くじゃんよ」
黄泉川愛穂は、アンチスキルを率いて再び仕事を再開した。
しかし、一方通行は、おそらく学園都市外に逃げたンだろうなあ、とあたりをつけた。
何故なら、主だったターゲットはこの場に集まっているのだ。そこから逃げると言うのならば、一時撤退なのだろう。
アンチスキルとそれについてきた白井黒子は、職務を全うするためこの場から立ち去ると、
そこには一方通行、御坂美琴、インデックスに風斬氷華、そしてスキルアウト3人が残っていた。
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