過去ログ - とある仮面の一方通行
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860: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/25(月) 01:39:31.01 ID:s9+RLLLco
「ンな事言ったら俺だってニートだっつゥの」

思わず芳川の言は言い訳にならないと、突っ込みを入れた。

退路を奪われた芳川は、考える。

ニートとニート。社会的地位は、同率。

ならばどうする?答えは簡単、一方通行の社会的地位を向上させる。

それにより一方通行>芳川の図式が成り立ち、芳川は「キミは社会的地位が私より上なんだから、私に施しの一つでも与えるべきなのよ」と一方通行に合法的にたかる事が出来るはずだ。

と言った具合に瞬間的に脳内で結論を叩きだした。

そして芳川は、提案する。

「……あなたはまだ若いんだから、長点上機退学した後、別のとこに復学しなさい?
そうだ、上条君のとことかどう?あそこなら黄泉川先生も居るわよ?」

一応、一方通行は長点上機学園に在学中、であるのが書類上の設定なのだが、
『実験』から手を引き足を洗うには、少しでも『実験』に関わった場所全てを遠ざけなければならない。

もちろん、長点上機もその一つだ。

故に長点上機を止めたら、今住んでいる部屋(長点上機の寮)からも出て行かなければならない。

もっと早く出て行くべきだったのだが、色々とバタバタしていたり、
引っ越す事に難色を示していた9982号が居た為、なんやかんやでココまで遅れてしまったのだ。

「こんな時だけ真面目になるなっつゥの。お前が働くってンなら学校行ってやっても良いぜ?」

芳川の思考を知らない一方通行は、突然芳川がシリアスモードに入ったと勘違いして、そのノリにはついていけねェと切って捨てた。
そして冗談交じりに芳川に働くよう促したのだが。


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