過去ログ - とある仮面の一方通行
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921: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/26(火) 22:12:48.18 ID:RC+OOi9Lo
「まぁ、とにかく学園都市に戻って某(名前聞いてないので便宜上)さんを探せばいいのな!?」

「そうですね、名前は某さんではなく「オルソラ=アクィナス」です。
私と同じ黒い修道服を着たシスターなので、学園都市では浮くと思います」

「分かった。……はあ、何かどっと疲れた。
 インデックス、今日の晩はおざなりモードで適当に作った飯になるわ」

「えええ?!」

インデックス、本日一番の驚愕だった。
何とか上条に仕事させようと、インデックスは上条のご機嫌取りに回る。
しかし、それを行う前に、アニェーゼの部隊の人間から報告が一つ上がった。

「……どうやら、学園都市には入ってねーみたいです」

その言葉に一同は眼を見開き反応する。
どうやら、魔術師とは別の協力者を得たのか、はたまた一期一会で偶然の出会いなのか。
オルソラ=アクィナスともう一人、白髪の男が学園都市付近のバス停のベンチに堂々と座っているらしい。

「……白髪の男?」

上条は、何となく一方通行を思い浮かべる。
何となくなのだが、何故か確信めいたものがあった。

「何だ?君は白髪の男とやらに覚えがあるのか?」

「ん?あーいや、別にそういうわけじゃねーんだけどな」

頬をかいて、一瞬よぎった考えを霧散させる。

「それでは、もうあなたはぶっちゃけ必要ねーんですけど、どうしますか?」

オルソラが学園都市に入っていない、と言うのなら上条はもうお払い箱である。
とはいえ、勝手に呼び出して勝手に追い出されるなど、屈辱以外の何物でもない。

「ここまで来といて帰る気にはならねぇよ。俺も手伝う」

「そうだね、盾代わり位にはなれよ、幻想殺し」

ステイルの言葉に、上条はピクリと肩を揺らした。
幻想殺しという単語に反応したのだろうか。しかしその表情に変化は見られない。

「……そーだな」

ぶっきらぼうにステイルの言葉に首を振った。


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