999: ◆iMkK2JmDbs[saga sage]
2011/07/15(金) 03:45:06.32 ID:eozNwLA3o
爆発によって吹き飛ばされ、後輩は火の海で苦しみもがいていた。
なんで、熱い、痛い、どうして、爆発、私は。
お面「Q、ああ、この顔かい?」
燃やすだけなのに。
お面「A、これは僕の知り合いの顔でね、頼んだら1回だけって条件で貸してくれたんだよ」
お面「A、神の汗腺っていう、人を爆発させる物騒な能力の持ち主でね。しかもワガママなんだ」
そんな、そんな、さいごの、さいごに、男先輩。
お面「A、おおそうだ無駄話してる程暇じゃない」
すぐ救急車やら消防車が着ちゃうからその前に。
お面「Q、その顔、いただくよ?」
ぶつり、ぎちり。
私の顔が剥がされて行く。
ごめんなさい男先輩、私はやっぱり青二才。
大好きな人すら守れやしない、哀れな後輩です。
その後、搬送された病院でどうにか一命をとりとめた後輩はしばらくの間自暴自棄に陥る。
そんな彼女に笑顔が戻るのは。
男「解決お面丸?」
女「そう!ヒーローショー見に行こうよ」
愛する男性が、文字通り彼女の顔を取り戻すある戦いから帰ってきた後。
以上が顔向けできないような、青二才の失敗談。
「面目ない話」でした。
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