過去ログ - あの日見た「とある魔術」を僕達はまだ知らない
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37:analyst
2011/05/29(日) 04:46:51.13 ID:kUqYGWI10
麦野「ほら、さっさと手を出して」
上条「あ、ああ。え、えっと」

麦野の差しのべた左手を上条がつかんで起き上った。
なんとも言えない気まずい空気が流れる。

一方「夏期講習の帰りだ。一応進学校なんでなァ」
一方通行はそんな空気も気にしないで上条の抱く疑問に淡々と答える。

…俺が着るはずだった制服。
上条は一方通行の着る制服の胸にある校章に目が行った。
そんな様子を見て、一方通行は上条に呼びかけた。

一方「上条さン?大丈夫ですかァ?」
上条「あ、ああ…」

…惨めだ、俺。
上条「ああ、そんじゃあ…」
惨めさ、悔しさ、恥ずかしさに耐えきれなかった上条は踵を返しその場から立ち去ろうとした。

イン「はぁーん!"あくせら"に"しずり"なんだよ!」
銀髪の少女は感激しうるうる瞳を潤ませている。
その場から一刻も早く立ち去りたい上条は、
「…ちっ。おい、いくぞ!」
と、彼女に顎で帰るのを促した。

しかし、彼女の姿が見えない旧友たちは、

一方「はァン?」
麦野「??」
怪訝な表情で上条を見つめた。



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