12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage saga]
2011/05/24(火) 20:45:00.96 ID:h6r1fleF0
さやか「……早いんだ」
ほむら「あなたこそ」
ぽつりぽつりと会話。
けど、流れが途切れそこから先が続かない。
自分で言うのもなんだけど、あたしは初対面の子でもそれなりに話せるタイプだと思う。
要するに、人見知りしないのだ。けれど、この子の場合はそうもいかなくて。
さやか「……」
ほむら「……」
沈黙ばかり。
まだまどかたちがここへ来るのにはだいぶ時間があるというのに、何も話題が
浮かばない。
だめだ、変な汗までかいてくる。
そっと汗ばんだ手をスカートに押し付けたそのとき、あたしはようやく自分が緊張している
ことに気がついた。
変に意識してしまうせいなのだろう、まどかが変なこと言うから。
――と、勝手に誰かのせいにしてしまう。
さやか「……」
時間が、ゆっくりゆっくり過ぎていく。
何となく、いっそこのまま時間が止まってしまえばいいのに、と思う。
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