228: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/06/12(日) 12:48:16.99 ID:6qnrKB+50
もしかして、とは何度か思ったことがある。
明らかに違うのだ、転校生がまどかを見る目。
明らかに、他の女の子とは違う。あぁ、そうだ。確かにあの目は――想いを寄せている人に向ける目。
ほむら「……どう思う?」
229: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/06/12(日) 12:56:47.23 ID:6qnrKB+50
ふっと、転校生が笑った。自虐気味な、笑み。
背筋がぞくっとした。それがなぜなのかは、わからないけれど。
ほむら「……気持ち悪いでしょ」
230:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/06/12(日) 13:28:58.59 ID:12Paosn6o
ほ、ほむっ!
231:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/06/12(日) 14:40:27.12 ID:lE/TIqeDO
お帰り
232:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]
2011/06/12(日) 15:20:10.36 ID:ZphwGy5eo
帰ってきた!!濃厚なさやほむ期待してるぞ!
233: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/06/12(日) 17:15:11.47 ID:2Dgbom450
まどかのことを誰よりも愛おしそうに見るあの瞳を、あたしは知っているから。
たぶん、そうなんだろうと思う。きっとそうだから、あたしはまどかが好きな転校生に何も思わない。ただ、驚くだけで。
転校生はそう、あたしには似合わない言葉だけど。
恋する乙女って表現がぴったりだと思う。
234: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/06/12(日) 17:15:47.21 ID:2Dgbom450
ほむら「……え?」
予想外の答えだったのだろうか、転校生はあたしに罵られるのを待っていたような表情を驚きのものに変えた。あたしは構わずに続けた。
235: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/06/12(日) 17:19:31.85 ID:2Dgbom450
ほむら「……おかしいのね、あなた」
さやか「なっ。べ、別にあたしはあんたみたいに女の子が好きとかそういうわけじゃないから」
むっとして滑った言葉が、転校生を侮辱しているようにもとれる言葉だったと気付き、あたしはすぐに「ごめん」と謝った。転校生は長い黒髪を揺らしながら、ゆっくりと首を傾げる。
236: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/06/12(日) 17:26:15.70 ID:2Dgbom450
ほむら「……おかしいわよ、あなた」
同じような言葉が聞こえたと思うと、転校生はあたしに背を向けた。
怒ったんだろうか。
あたしは慌てて立ち上がる。ほうっておけばいいものの、ほうってはおけなかった。
237: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/06/12(日) 17:32:00.94 ID:2Dgbom450
缶ジュースの、お礼もある。
他にも色々貸しがあるのだから、別に転校生のことが気になるとかそういうわけじゃないけど。
さやか「……あたしさ、協力する」
238: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/06/12(日) 17:33:39.38 ID:2Dgbom450
お久し振りです、とりあえず今はここまで
また夜にでもsideほむらから更新しに来ますー
ようやく第一章的なものが終了……ここからが本番、になったらいいな
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