357: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/10/03(月) 23:09:55.96 ID:23jmJ7pJ0
さやか「……」
記憶を探ってみても転校生の電話番号を聞いた覚えはないしかけた覚えも無い。
明日も会わなきゃいけないんだし、別に今電話しなくたって。
そう思っても、なぜか携帯は離したくなくってなんともなしにメールを開けた。まどかに宛てて、文字を打つ。
358: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/10/03(月) 23:16:51.53 ID:23jmJ7pJ0
さやか「はやっ」
とつい突っ込みつつ、メールを開けた。
そこには電話番号と、『さやかちゃんとほむらちゃん、仲良くなれたみたいで良かった』という文面。仲良くなったというよりあんたのためでグルになるだけ、なんてことはもちろん言えず、あたしは『さんきゅー』とだけ返した。まさかこんな時間に即行返事が来るとは思わなかった。
まどかはメールの返信は基本はやいけど、この時間帯はさすがに眠ってると思っていたから。
359: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/10/03(月) 23:22:01.00 ID:23jmJ7pJ0
すー、はー。すー、はー。
あたしは深呼吸すると、一回だけ、と決めた。
一回だけ、電話をかけてみて、そしてすぐに切っちゃえばいい。
きっと熱のせいで、電話をかけたくて仕方無い病にでもなっているのだ。
360: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/10/03(月) 23:27:28.85 ID:23jmJ7pJ0
あたしはまさか転校生が電話に出るとは思わなくて、驚いて声を出すことができずに電話を耳にあてたままぱたんとベッドに倒れこんだ。
ほむら『……美樹さやか?』
いぶかしむような転校生の声。
361: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/10/03(月) 23:38:09.11 ID:23jmJ7pJ0
沈黙。
転校生の声を聞きたかったわけで、だけど別に一言声を聞いただけで満足したわけでもないのにとりわけ何も話す事もなくって。
あたしはカーテンの隙間からちらちら漏れる月の光をぼんやり見詰めた。
この電波と電波で離れた転校生と繋がっていると思うと、なんだか不思議な気分だと思った。
362: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/10/03(月) 23:40:32.98 ID:23jmJ7pJ0
かなり中途半端ですが今日の更新は以上です、復旧してて良かった
久々の更新で、本当にすみませんでした
またペース戻せればいいなと思いつつ、必ず今年中には完結させます(たぶん)
それではまた
363:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/10/03(月) 23:47:58.05 ID:O+LYlmJc0
乙ほむ
364:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/10/03(月) 23:49:58.13 ID:+8RPim0Ro
お疲れ様でした。
365:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/10/04(火) 01:15:20.44 ID:jFreczP4o
乙
366:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/10/04(火) 01:49:46.94 ID:x7aSXhTDO
きてた!
ほんとに丁寧なさやほむだと思う
367: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/10/04(火) 06:51:28.92 ID:FgnqTq+Z0
おはようございます
空けてたぶん、取り返す勢いで書かなきゃと早朝から少し更新
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