419: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/11/23(水) 20:07:00.66 ID:iCVRijr50
こともなげに転校生はそう言うと、すっと険しい視線をあたしに向けてきた。
「何があってもあなたを守れる自信はないわ」
それでもいいの?そう言うように、転校生はあたしを見る。
さやか「……自分の身くらい、自分で守る」
本当は、震えていた。
魔女のいる空間に行くことはすっかり慣れたはずなのに、今のあたしはひどく恐かった。
魔女が巣食っている場所が恭介のいる場所だからなのかもしれない。
だからといって、ここで引き下がるわけには行かなかった。
恭介を守らなきゃ。
あたしには、何も出来ないけど。
ほむら「そう」
転校生はふいにあたしから視線を逸らすと。
「邪魔にならないよう、私の後ろを離れないで」
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