66: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/05/29(日) 21:01:12.30 ID:Mp4DgKz30
後ろ向きで走ったまま、あたしは言う。
かく言うあたしも息が切れてきたわけで。
少しスピードを緩めると、ぽつぽつと少し雨粒が落ちてきた。
頬についたそれを拭う。
ほむら「心配要らないわ、近くはないけどあなたと一緒の方向だから」
さやか「あ、そうなの?」
あたしは頷くと、再びちゃんと走ろうと前を向き――
そういえば、どうして転校生はあたしの家の方向を知っているのだろう、と。
もう一度転校生のほうを振り向こうとしたときだった。何かに躓き、あたしは思い切り転んでしまった。幸い後ろ側からだったので、尻餅で済んだわけだけど。
さやか「……っ痛ぅ」
ほむら「……何してるのよ」
呆れ顔で転校生があたしに近付いてくる。それでも結構早足で。
相変わらず息切れしているところを見ると、案外体力はないらしかった。
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