94: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/05/30(月) 18:45:08.58 ID:tyfMCLER0
さやか「……ううん、違う」
そうじゃない。
あたしは首を振る。そういえば、と今更思いだす。転校生は、確かに何かを言おうとしていた。それがいつ、どこでだったかは忘れてしまったけれど。確かに転校生は。
さやか「……あたし、何も聞いてないんだ」
まどか「え?」
さやか「転校生、何も言ってなかった」
もしもあの転校生があたしに何かを伝えようとしていたのなら。
昨日の雨の中、一緒に居てくれた転校生の温もりを思い出す。
やっぱり借りは、返さなきゃいけない。
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